現代の日本は過労、ストレス社会と言われ、日常の生活や仕事から疲れが溜まっています。何となく頭痛、耳鳴り、眩暈、倦怠感、肩凝り、手足の冷えなどの不定愁訴が多く見受けられます。しかし症状が明らかなのに、病院で検査しても何も出ない、病気ではないと診断を受け、治療の方法もないと言われます。
 しかし、この状態は中国伝統医学では病気とされ、漢方薬、針灸、推拿、気功、導引 薬膳、養生などの方法を用いて人間が本来備えている自然治癒力を高め、臓腑・経絡気血の陰陽平衡を整え、心身共に健康な状態に戻そうと考えます。まさしく現在の日本社会において中国伝統医学は非常に重要な意義があります。
 本来中国伝統医学は、その独特な理論体系により、師から弟子へ受け継がれてきました。師の知識と医術だけでなく、患者さんに対する接し方、話し方、そして考え方を伝えて行く学問であるため、現代の教育方法ではなかなか優秀な人材を育てられないのが現状です。
 NPO法人伝統医学教育会は、このような中国伝統医学の思想や理論及び医術経験の日本における教育普及に全力を注いでおり、皆様のご健康に大きくお役に立てることを目指して活動しています。



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[健康知識] - 2015年9月22日:秋季下痢に対する温灸法
[健康知識] - 2015年8月11日:健康的なシャワーの浴び方

秋季下痢に対する温灸法

秋季に入って気温が徐々に涼しくなり、昼夜の温度差も激しくなっている。自然界は「陽消陰長」の状態に移り変わり、人体もそれに従って陰陽変動が起きている。夏の消耗に加えて秋の涼気に影響され、更に湿気の強い雨天が続き、生体は付いていけず、気付かぬまま屡々陰の邪気に襲われてしまう。中には腰腿痛が増悪することもあれば、感冒に罹ることもあるが、この時期に最も発生し易いのは下痢である。現代医学の観点から見ても、人体が冷空気の刺激に当たると自律神経の機能に乱れが発生し、胃酸の分泌も大いに変化して胃腸の痙攣性収縮が起こり、胃腸の免疫力が低下して下痢などの胃腸疾患を誘発する。

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