ご挨拶


伝統医学教育会は、2001年9月に設立された北京中医薬大学国際学院日本事務所を核とし、日本の伝統医学分野で幅広い活動を展開するために組織されました。また2005年1月特定非営利活動法人として認可され、これまで十数年間に渡り、様々な事業活動を行って参りました。当会では、北京中医薬大学での長年の経験と最新科学に基づいた独自の教本教材を用い、少人数できめ細やかな指導を行い、より実践に即した理論と実技を臨床で正しく実行できる能力を養うことを基本方針にしています。更に、定期的に伝統医学講習会を行うことで、臨床で研鑽を積む機会を増やし、一人でも多くの人に、伝統医学の理解を深めて頂くと共に社会に貢献できる人材を育成することに主眼をおいています。また、中国の伝統医学教育機関との交流を持ち、本場の診療技能と正統な理論に接する機会も提供しています。伝統医学教育会は日本の中にあって極めて個性的な存在であり、多くの人々が当会を伝統医学の本格的な高等教育機関として役に立てて頂くことを心から願っております。

 

1988年 中国北京中医学院(現:北京中医薬大学)針灸推拿学部卒
1990年 国際交流基金日本語能力検定1級合格
1991年 国立北京中医薬大学医学修士号取得
中国首都医科大学附属北京同仁医院神経内科、中医針灸科医員
1996年 国立北京中医薬大学医学博士号取得
中国中医科学院・北京針灸骨傷学院国際培訓センター教学課長、副教授
2000年 国立北京中医薬大学国際学院准教授
2001年 日本体育大学スポーツ医学研究室共同研究
北京中医薬大学国際学院の日本事務所として伝統医学教育会設立、 中医学の教育活動を開始
2005年 特定非営利活動法人伝統医学教育会の認可、理事長就任
2007年 伝統医学教育会臨床センター開設、中医・針灸・推拿などの臨床治療及び臨床指導に従事
現在、日本全国で中国伝統医学の教育普及に活躍中。

主な著書、「中国伝統医学 耳穴診療法」、「中国伝統医学 足部推拿療法」、「中国伝統医学 整体推拿療法」、「中国伝統医学 飲食薬膳療法」、「針灸臨床実用参考書 経穴の性能と主治」、「針灸臨床実用参考書 病証の辨析と処方」、「針灸臨床実用参考書 経穴の定位と技法」など。